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2011年6月5日日曜日

栃木宇都宮など来月3台/犯罪被害者支援:自販機で、ジュースのお釣りを寄付

ジュースを買って犯罪被害者を支援するものができた!ガッツ石松さんが「募金ありがとうね。OK牧場」と言ってくれる面白い自販機だ!



ジュースを買って犯罪被害者を支援しよう。公益社団法人「被害者支援センター」は来月から、お釣りの募金機能付き飲料水の自動販売機を設置する。資金難の同センターが「個人からの幅広い支援が得られるには自販機が一番」と着目。安定した財源確保で、幅広い被害者支援を目指す。【松本晃】
 センターは05年設立。凶悪犯罪や性犯罪、交通事故の被害者や家族らの電話相談、生活支援などを行っている。最近は被害者救済の法整備が整い、相談件数が増加。10年度は前年度から約120件増え566件に上った。
 一方で、日本財団からの年間500万円の助成金の期限が今年で切れるため、来年度以降の資金は、賛助会員からの会費だけが頼りで、安定した運営には新たな財源が必要だ。
 そこで着目したのが自販機。県内の自販機販売業者の協力を仰ぎ、募金型自販機を作ってもらった。まず、来月から3台を宇都宮市内などに置くという。
 自販機は、ジュース1本で被害者支援センターに5円寄付される。これにお釣りを上乗せして寄付できるようにした。「10円」、「50円」、「100円」の3種類の募金ボタンがあり、例えばジュースのお釣りのうち30円を募金したければ「10円」ボタンを3回押す仕組み。ガッツ石松さんが「募金ありがとうね。OK牧場」とお礼を言ってくれる。
 センターは現在、正規職員は5人で活動しており、ボランティアに頼らざるを得ないのが実情。一方で、裁判の被害者参加制度創設により、法廷での付き添いなど、活動の場が広がっている。トラックの暴走事故で長女(当時19歳)を亡くした同センターの和気みち子事務局長(54)は「誰でもいつ被害者になるか分からない。温かい気持ちで協力してほしい」と話している。自販機設置に協力してくれる企業を募集中。問い合わせは同センター事務局(電話028・623・6600)。

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